
夏の熱波を窓でブロック!予算別ひんやり対策パーフェクトガイド
夏の暑さを和らげるには?窓まわりの見直しがポイント!
梅雨が明けると本格的な夏の暑さが到来します。窓を開けても室内に入ってくるのは暖かい空気ばかりで、なかなか涼しく感じられないものです。実はその原因の多くは「窓」まわりにあることをご存じでしょうか。
2万円以下でできる!窓の断熱対策
夏の暑さや冬の冷気を少しでも和らげたいと思っても、窓のリフォームとなると大きな出費になってしまいます。
以下では予算2万円以内でできる、手軽で効果的な窓の断熱対策をご紹介します。
■断熱シート
最も手軽でコスパが良い方法のひとつが、断熱シートの活用です。100円ショップやホームセンターでも取り扱いがあり、種類も豊富です。窓ガラスに貼るだけのシンプルな作業なので、DIY初心者でも簡単に取り付けることができます。
取り付ける際は、まずガラス面の汚れを丁寧に拭き取り、空気が入らないように注意して貼り付けましょう。断熱効果に加え、結露の軽減や紫外線カットといった副次的な効果も期待できます。
■遮熱フィルム
日差しの強い季節には、遮熱フィルムの導入も効果的です。これも窓に直接貼るタイプで、太陽光を反射し、室内の温度上昇を抑えてくれます。見た目にほとんど影響がないタイプも多く、賃貸住宅でも気軽に使用できる点が魅力です。
フィルムによっては紫外線を大幅にカットできるものもあり、家具や床材の日焼け防止にも役立ちます。
■隙間テープ
隙間テープは、窓枠とサッシの間に貼ることで風の侵入を防ぐものです。スポンジ素材やウレタン素材などが主流で、ホームセンターや100円ショップでも手軽に購入できます。取り付けはテープの裏面が粘着式になっており、はがして貼るだけの簡単施工です。
■隙間風ストッパー
こちらは窓とサッシの境目に貼り付けるタイプで、窓の構造によってはテープと併用することでより高い効果を発揮します。風だけでなく音漏れや虫の侵入も軽減されるため、生活環境の改善にもつながります。
■断熱効果のあるカーテン
遮熱・断熱性のあるカーテンは、太陽光による熱を遮り、室内温度の上昇を抑える機能を持っています。特殊な繊維でできたものや、裏地に遮熱コーティングが施されているタイプなどがあり、窓からの熱気をシャットアウト。冷房効率も高まり、省エネにもつながります。
対策 | 特徴・ポイント |
---|---|
断熱シート | 窓に貼るだけの簡単DIY。結露や紫外線カット効果もあり、コスパ抜群。 |
遮熱フィルム | 太陽光を反射し室温上昇を抑制。UVカット効果で家具の日焼け防止にも。 |
隙間テープ | サッシの隙間に貼って風の侵入を防ぐ。安価で手軽に防寒対策可能。 |
隙間風ストッパー | 窓とサッシの境目に設置。風だけでなく、音漏れ・虫対策にも効果的。 |
断熱カーテン | 遮熱性・断熱性に優れたカーテン。冷房効率アップで省エネにも寄与。 |
5万円前後で快適空間に!窓の断熱対策
外気の影響を受けやすい窓周り。冷暖房効率の悪化や結露、室内の温度差などに悩まされている方におすすめなのが、比較的低予算で取り入れられる窓リフォームです。ここでは、予算5万円前後で可能な2つの方法をご紹介します。
内窓を設置して二重窓にする
既存の窓の内側にもう1枚窓を設ける「内窓の設置」は、断熱性を大幅に向上させる効果的な方法です。窓が二重になることで、外気の熱や冷気が伝わりにくくなり、エアコン効率が良くなるだけでなく、防音性や結露対策にも効果的です。
最近では、DIYで設置できる内窓キットも販売されており、設置にかかる費用をさらに抑えることも可能です。窓のサイズや素材によって価格は変わりますが、1窓あたり5万円前後で設置できるケースも多く見られます。
複層ガラスに交換する
もう一つの選択肢が、窓ガラス自体を「複層ガラス」へ交換する方法です。2枚のガラスの間に空気層を作ることで、断熱性能が高まり、冬の寒さ・夏の暑さの侵入を防ぎます。
複層ガラスは、既存のサッシを活用できることが多く、大がかりな工事を必要としません。工期も半日から1日程度と短期間で完了するため、忙しい方にもおすすめの方法です。
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