屋根材の種類と耐用年数【スレート・ガルバリウム・瓦・アスファルトシングルなど】|ホームドクター119番
こちらでは東京、埼玉、神奈川、千葉にお住まいの方に向けて屋根材についての情報を発信します。屋根材の種類や耐用年数、特徴をまとめたので、ぜひ参考にしてください。
屋根材の種類と耐用年数一覧
- 屋根材の種類
- 参考画像
- 耐用年数
- 点検の時期
- スレート屋根
化粧スレート
コロニアル
カラーベスト - 20年
- 10年
- 粘土系瓦
- 20~60年
- 25年
- セメント系瓦
- 30〜40年
- 10年
- ガルバリウム鋼板(金属)
- 20〜30年
- 20〜30年
- アスファルトシングル
- 20〜30年
- 20〜30年
- 銅板
- 50年以上
- 20〜30年
- トタン屋根
- 10年〜20年
- 10年
屋根の葺き替えの時期は、だいたい20〜30年ですが、メンテナンスの回数や環境によって変わります。
屋根材にもよりますが、20年に一度は点検をしましょう。劣化の進行を抑えることで屋根材の寿命を最大限に引き出すことができます。
また気になること(シミ、水漏れ、雨漏りなど)があったら専門業者にすぐに点検を依頼しましょう。
屋根材の種類
スレート屋根
石に似せた加工をしている、セメントが主成分の屋根材です。
「化粧スレート」「コロニアル」「カラーベスト」などとも呼ばれています。
カラーバリエーションが豊富で、板状や波板状などデザイン性が高い屋根材です。
重量が軽いため施工しやすく、比較的費用も安いので現在多くの新築物件で使われています。
ただし屋根材自体が薄いため割れやすく、耐久性や耐水性はあまり高くありません。こまめなメンテナンスが必要な屋根材です。
瓦
- 粘土系瓦(陶器瓦、いぶし瓦)
粘土を材料に作った焼き物の瓦で、「日本瓦」と呼ばれている屋根材です。
釉薬でコーティングした「陶器瓦」、無釉薬の「いぶし瓦」があります。
陶器瓦の場合、瓦自体のメンテナンスは基本的に不要です(下地材のメンテナンスは必要です)。
耐久性、耐火性が高いですが、重量があるため耐震性は低めで、価格が高い屋根材です。
- セメント系瓦(モニエル)
セメントで成形し、塗装で仕上げた屋根材です。
カラーバリエーションが豊富で、比較的安く、耐火性や断熱性が高いのが特徴です。
重量があり割れやすく、塗装が剥がれてくると劣化がすすむため、定期的なメンテナンスが不可欠です。
ガルバリウム鋼板
アルミニウム、亜鉛、シリコンで作られた屋根材です。
耐久性が高く、錆びにくいのが特徴です。
軽いので耐震性に優れていますが、素材の品質が高いので、費用は高くなります。
アスファルトシングル
ガラス繊維にアスファルトをコーティングし、表面を砂粒で加工した防水シート状の屋根材です。
アメリカの住宅で一般的に使われている屋根材で、デザイン性が高く、耐久性が高いのが特徴です。
価格が低めで、軽くて耐震性に優れていますが、台風や強風にはあまり強くないため、日本で使用している家は多くありません。
また屋根の勾配がないと不向きなため、フラットな屋根には適していません
結局どの屋根材にするのがいいの?
屋根をリフォームする際は、今現在どの屋根材を使用しているかで、ある程度使える屋根材の種類が決まります。
家は屋根材の重さに耐えられる構造で建てられています。そのため、これまでより重い屋根材に替えると、建物自体の耐震性が下がり、安全な家ではなくなってしまいます。
逆に、これまでより軽い屋根材を選ぶことで、耐震性をアップさせることが可能です。
住宅の構造と屋根材は、専門的な知識が必要となるため、リフォームの際は信頼できる専門業者に相談しましょう。
現在の屋根材と葺き替え可能な屋根材 対応一覧
- 現在の屋根材
- スレート
コロニアル - 瓦
- アスファルトシングル
- ガルバリウム鋼板
金属 - 葺き替え可能な屋根材
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- スレート
- アスファルトシングル
- 金属
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- スレート
- 瓦
- アスファルトシングル
- 金属
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- アスファルトシングル
- 金属
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- 金属
- 葺き替え不可な屋根材
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- 瓦
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- スレート
- 瓦
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- スレート
- 瓦
- アスファルトシングル
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