瓦屋根の修理は自分でできる?|ホームドクター119番
こちらでは東京・埼玉・神奈川・千葉・茨城・栃木・群馬にお住まいの方に向けて、瓦屋根の耐用年数や、自分で行う修理方法についての情報を発信します。瓦屋根の修理費用と安く抑える方法についてもまとめたので、ぜひ参考にしてください。
瓦屋根ってどのくらいもつの?
瓦屋根の耐用年数は、およそ20~30年と言われています。
厳密には瓦の種類によって耐用年数は異なりますが、ここでは状態別に、必要なメンテナンス内容と定期的に行うべきタイミングをまとめました。
- 状態
- メンテナンス内容
- タイミング
- 漆喰のひび割れ・剥がれ
- 漆喰の補修
- 10年ごと
- 塗膜の劣化や色褪せ※塗装した瓦の場合
- 屋根塗装
- 10年ごと
- 防水シート(ルーフィング)の劣化
- 防水シート(ルーフィング)の補修・交換
- 20年ごと
- 板金部位の劣化※トタンの場合
- 板金の補修・交換
- 20年ごと
- 瓦のズレや割れ、色変わり
- 屋根の葺き替え、締め直し、瓦の交換
- 40年ごと
瓦のひび割れを放っておくとどうなる?
瓦の下には、「ルーフィング」と呼ばれる防水シートや「野地板」と言われる屋根の下地があります。
瓦のひび割れを放っておくと、そこから雨水が入り込み、防水シートや野地板の劣化を早めてしまいます。これらの修理は、屋根全体の葺き替えなど大規模なものになってしまうことがあるため、ひび割れを見つけたらすぐに修理しましょう。
瓦屋根って自分で修理できるの?
瓦屋根を自分で修理する場合、以下の3つの方法があります。
- ①防水テープ
- 割れた瓦に防水テープを貼って補修します。防水テープは濡れていると貼れないため、瓦がしっかり乾いている状態の時に行いましょう。
- ②屋根修理用瓦パテ
- ホームセンターなどで販売している屋根修理用瓦パテを塗って修繕します。瓦の割れた部分にパテを塗り、ひびがしっかり埋まるようにします。
- ③コーキング(シーリング)
- コーキング剤を専用の機械に充填し、ひび割れた部分に塗ります。
瓦自体は安価なので、自分で修理すれば安く済みます。
自分で行う場合は、「1人では行わない」「釘は打たない」。この2点は必ず守るようにしてください。
しかし、瓦屋根の補修は慣れていない素人が行うと、
- ほかの瓦を踏み抜いてしまう
- 正しく修繕されない
- 滑って転落してしまう
など、リスクがとても大きいです。
屋根に上るのは、極力専門業者に任せた方がいいでしょう。
瓦屋根の修理費用は意外と高くない
「瓦屋根の修理」というと大規模なものをイメージしてしまい、修理費用が高額になると考える方も多いと思います。
しかし、メンテナンスの状態や補修内容によっては、そんなに高くならずに済むことがあります。
- ひびが入ったらすぐに部分補修する
- 定期的にメンテナンスを行う
- 壊れた瓦だけを一部交換する
これらの場合、施工費用を1万~30万円程度に抑えられます。気になる箇所があったら放置せず、すぐに業者に依頼しましょう。
定期メンテナンスを怠ったために瓦の破損を放置してしまうと、下記のような高額な修繕工事が必要になることがあります。
- 瓦の修理交換・漆喰修理(20万~100万)
- 棟瓦積みなおし(30万~130万)
- 葺き替え(50万~200万)
屋根瓦の点検もお任せください。
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