ガルバリウム屋根って知ってる?特徴やメリットなど|ホームドクター119番
こちらでは東京・埼玉・神奈川・千葉・茨城・栃木・群馬にお住まいの方に向けて、ガルバリウム屋根の特徴やメリット・デメリットについての情報を発信します。ぜひ参考にしてください。
ガルバリウム鋼板の屋根って?
ガルバリウム屋根に使われている「ガルバリウム鋼板」は、1972年にアメリカで開発されました。板状に加工した鋼にアルミ亜鉛合金のメッキを塗ったもので、この「アルミ亜鉛合金」が「ガルバリウム」という製品名で一般的に呼ばれています。
ガルバリウム屋根は金属屋根として人気が高く、2017年にはスレートや瓦を抑えてトップシェアとなりました。特に豪雪地帯では、多くの建物で採用されています。ちなみに阪神甲子園球場の銀傘も、ガルバリウム屋根です。
その最も大きな特徴は、それまでの金属屋根の素材と比較して格段に高い耐久性です。
ガルバリウム鋼板の耐用年数は25~30年と言われています。屋根材としてよく使用されるスレートと比較した場合、10~15年ほど長持ちします。
ガルバリウム鋼板屋根のメリットは?
ガルバリウム屋根には、大きく分けて4つのメリットがあります。
- ①高い耐久性と防錆性
- 耐用年数が長く、経年劣化や地震によるひび割れの心配もありません。金属屋根で心配される錆についても、トタンのおよそ2倍錆びにくいと言われています。
- ②高い耐震性
- ガルバリウム鋼板は金属製でありながらとても薄く、重量は瓦の1/6~1/10程度しかありません。そのため建物の基礎にかかる負荷を抑えられ、地震が起きた時に屋根の重さによる建物への損傷を少なくできます。
- ③風・雪にも強い
- ガルバリウム屋根は、鋼板を1枚1枚しっかりとかみ合わせて施工されているため、強風への耐久性が高くなっています。また密閉性が高い施工方法であり、屋根に積もった雪が溶けた後の水が入り込みにくいです。
- ④豊富なデザイン
- ガルバリウム鋼板は加工しやすく、カラーバリエーションの豊富な素材です。瓦のような形にしたり、複雑な屋根の形状に合わせて変形加工したりできます。
ガルバリウム鋼板屋根のデメリットも知っておこう
ガルバリウム屋根のデメリットとしては、以下のことが挙げられます。
- 断熱性・防音性の低さ
- ガルバリウム屋根は、金属のため熱が伝わりやすく、断熱性が低くなっています。さらに、素材のガルバリウム鋼板はとても薄いため、屋根にあたる雨音が大きく聞こえます。しかし、断熱材をセットしたり、断熱材一体型のガルバリウム鋼板を使用したりすることで、断熱性能や防音性能を上げることができます。
- キズ・へこみに弱い
- ガルバリウム鋼板自体は錆びにくい素材ですが、台風による飛来物などでキズがつくと、そこから錆びてきます。また、何か物が衝突した場合はへこんでしまうことがあります。
- 熟練した職人を見つけにくい
- ガルバリウム屋根は金属屋根のため、施工は板金工が行います。しかし、ガルバリウム鋼板は取り扱いが難しいため、質の良い施工ができる板金工事業者を見つけにくいのが実状です。
- 施工費用が高い
- ガルバリウム鋼板自体の費用がほかの屋根材と比較して高価なこと、取り扱える工事業者が少ないことなどから、全体的に施工費用が上がってしまいます。
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